建築物の概要
【建物名】出雲大社本殿
【用 途】寺社仏閣
【所在地】島根県出雲市大社町杵築東195
【設計者】---
【竣工年】---
建築士試験における出雲大社本殿の特徴
出雲大社の大社を「おおやしろ」って読むのですが、まっ、一般的には「出雲たいしゃ」でいいかと思います。
まぁ~、出雲大社は「神様界のリーディングカンパニー」っと言ったところでしょうか。
年に一度は、全国の神様たちはこの出雲大社に出張をして結集しますっ!。
いつごろかと言うと・・・それは10月なので、その月は島根県を除いて「神無月」と言うのは、そういう意味なんです。
逆に島根県は「神めっちゃいている月」なんで、「神在月」という事になるのですが、これらの内容は試験には出ていま・・・せんっ(笑)。
ごめんなさいぃ~!。
ただ、なんで出雲大社が神様にとっての聖地かと言うと・・・いやっ、知らんけど・・・知ったかぶりして言うと、日本の国土が出来た時に、二人の神様が「どっちが日本の国土担当するぅ~?」って話し合いをした時に、出雲大社の神様が国土を譲ったのが、伊勢神宮の天照大御神様。
・・・。
たぶんやでぇ~・・・。
たぶんだけど、その時の会話を書いても書いてもいいかなっ(笑)。
(※登場人物は神社名でいきますっ)
出雲大社:じゃ、そういう事で私は神の世界に帰るから任せたでぇ~!
伊勢神宮:うんっ、神様らしく高いところで住みまあかんなぁ~。
出雲大社:せやなぁ~、高いのんが作りたいなぁ~。
伊勢神宮:せやったら伊勢神宮で採用している棟持柱使って建てたらどう?アレやったら高いのん建てれるんとちゃうかな~♪
出雲大社:ホンマやなぁ~、それはいいっ♪、使わせてもらうわなぁ~。
そんなやり取りがあったかどうかは、わからないけど間違いなくこんなコテコテの関西弁での会話ではないでしょうね(笑)。
って事で、出雲大社は「宇豆柱(うづばしら)」と呼ばれている棟持柱が存在しているんです。
なので、昔の柱の跡が発見されているので、推測では高さが約48mあったそうですよ。
ちなみに出雲大社の神様って、「大国主大神」で「だいこくさま」っとも呼ばれているので、「大黒柱」の語源にもなっているんですよ。
まっ、かと言って、伊勢神宮と似ている訳でもなく、伊勢神宮が「平入り」形式なのに対して、出雲大社は「妻入り」。
ここが大事ですっ!
うんっ、大事なことなので、もう一度いいますっ!。
出雲大社は「妻入り」ですっ!。
本当に、これだけ覚えてたらいいんですっ。
二級建築士も一級建築士も平成の時代になってからは、この部分だけが「中門造り」だの「平入り」だのって、誤りの枝でずっ~と、ずっ~っと出てきたんですっ。
「妻入り」や!・・・っちゅうねんっ!。
でも、これだけの内容だったらすぐにこのブログ終わっちゃうので、神様トークとか書いて引っ張っちゃいました(笑)。
ただっ、令和の時代の一級建築士はひと味、違いましたっ!
だってぇ~、正しい枝で出てきたんだもんっ♪。
やったぁ~!。
そうそうっ!。Googleマップにも載せた写真を見ると、出雲大社は、正面の片方の柱間を入口とした左右非対称の形式なんですもんねぇ~!。
そうよぉ~、ここも大社造りの形式の大きな特徴ですよぉ~。
平面的には、桁行2間、梁間2間の平面形状していて、屋根も檜の皮を何枚もずらして分厚い屋根になっているので、「おおやしろ」っと言われているだけあって、ダイナミックでここでパワースポットがないわけないやんっ!と思ってしまいます。
試験対策におけるキーワード
- 妻入り
- 大社造り
- 桁行2間、梁間2間の平面形状
さっ、今回もたくさんの問題となりますが、平成の時代の出雲大社は全て誤りの枝での出題だったと・・・思う。
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
出雲大社は、中門造りの神社建築の例である
出雲大社本殿(島根県)は、正面の片方の柱間を入口とした左右非対称の形式をもつ中門造りの神社形式である。
大社造りは、切妻造り、平入りとし、前殿と後殿とを連結し、両殿の間に生じた屋根の谷に陸樋を設けている。
出雲大社本殿(島根県)は、正面の片方の柱間を入口とした左右非対象の平入りの形式をもつ大社造りの例である。
出雲大社本殿(島根県)は、桁行2間、梁間2間の平面をもち、正面の片方の柱間を入口とした左右非対称の形式をもつ、大社造りの例である。
二級建築士試験における出題
出雲大社本殿(島根県)は、神社本殿の一形式の大社造りであり、平入りの建築物である。
雑記
今回は、建築士の試験的には「妻入りです!」っと言ってしまえば、それまでの内容だったんだけど、神様トークを入れさせていただきました(笑)。
出雲大社と言えば、あの「ねじねじ」・・・失礼っ、大きなしめ縄が有名なんですが、このねじねじ方向が出雲大社だけ、違うって知っていました?。
私は、知った時は「ゾクっ!」としましたよ。
何か、結界がそこにはあるような・・・人間が踏み込んではいけない時空があるような気がしてパワースポット感がしました。
そして、参拝にも特殊ルールがあって、通常の2礼2拍1礼ではなく、2礼4拍1礼と手を合わせるのが2回多いっていうのもなんか特別感がします。
そして、出雲大社に行くときがあったら試験に出てきた出雲ドームも見に行きたいなぁ~。
その時には、飛行機は苦手だから電車で行くけど、出会い縁結び空港にも行って、2階から3階のエスカレーターに乗ると、出雲大社の神様の気分になれそうなところがあるので、ここにも行こうっと♪。