目次
建物概要
【建物名】住田町役場
【用 途】公共施設
【所在地】岩手県気仙郡住田町世田米字川向88番地1
【設計者】
【竣工年】2014年
マップ
建物の特徴
岩手県の建て替えを行った住田町役場。
分散されていた役場をまとめたワンストップサービス。
この建物の建築士の試験的にいいアングルは、短手側の「梁間方向」のイラストを今回は書いてみました。
なんじゃこの屋根は!?って言うのが伝わるでしょうか?
「レンズ型木造トラス構造」って言うんですって!。
・・・知らんかったしぃ~、そんなん出来るんやぁ~!。
凸レンズ状に組まれたトラス梁のこの建物・・・BIMを最大限に活用したみたいですね。
(※BIMについては、後ほど雑記にて)
凸レンズ状に組まれたトラス梁・・・まるで、人差し指に「今からコンタクトレンズ入れるでぇ~!」っとしているような屋根の形ですねっ♪。
地域の木材を使用して、住田町役場は「木のショールーム」も担っているらしいから、ここに行って木のにおいをかいでみたいなぁ~。
試験対策におけるキーワード
重要キーワード
- 凸レンズ状の屋根
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
(一級建築士の令和元年の問題より)
住田町役場(岩手県)は、凸レンズ状に組まれたトラス梁が並んだ屋根架構をもつ建築物である。
住田町役場(岩手県)は、凸レンズ状に組まれたトラス梁が並んだ屋根架構をもつ建築物である。
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
そうそうっ!、BIMの話しせなあかんなぁ~。
っと言うよりも、一級建築士試験でBIMが正しい枝で出題されているので、そちらをご紹介しますね。
(一級建築士の平成25年度の問題より)
BIMは、設計、施工、維持管理までのコストや工期、品質情報等すべてを統合したデータを活用して業務を進める手法であり、一般に、三次元モデルを使って表現される
BIMは、設計、施工、維持管理までのコストや工期、品質情報等すべてを統合したデータを活用して業務を進める手法であり、一般に、三次元モデルを使って表現される
ですねぇ~。
うんっ、重要キーワードも書いておこうっと。
重要キーワード
- 統合したデータを活用
- 三次元モデル
とても屋根が特徴的なこの住田町役場なんですが、壁もラチス状になっているところがたくさんあって、これも「ラチス耐力壁」っと言って、構造上重要な壁になっているんです。
そして、余談なんですが工事中の足場っ、屋根から金物を付けて「つり足場」を設置したみたいで、すっごいダイナミックな工事だったんだろうなぁ~っと思いました。