建物概要
【建物名】福島県産業交流館(ビッグパレットふくしま)
【用 途】福島県郡山市南2丁目52番地
【設計者】北川原 温
【竣工年】1998年
建物の特徴
この建築物が一級建築士で出題されたのは、「平成30年度」。
そして、「全て新規問題」な上・・・全てが「MICE施設」。
【MICE施設】・・・???っとなった方っ!。
うんっ、別にこの用語は試験に出題されたことがないんだけどね(笑)。
なので、後の雑記で説明を書いておこうっと。
この「福島県産業交流館」は、どちらかと言うと「ビッグパレットふくしま」の愛称の方で親しまれている建築物。
上から見た時が、絵具のパレットに似ているからって・・・そんなはずは・・・。
うわっ!、似ているわぁ~!。
上から見ると、大きな楕円に近い屋根の「マザールーフ」がこの建物の大きな特徴ですっ。
っとまぁ、この年に出た「展示場関係」の問題は、全てが外観寄りの問いかけだったのですが、この建物は内観もめっちゃカッコイイです。
設計者の 北川原温氏のサイトをこちらに紹介させていただきますので、ぜひ内観もチェックしてみて♪。
デザインもともかく構造体も美しいなぁ~っと感じた建築物です。
試験対策におけるキーワード
- ビックパレットふくしまの愛称
- 大きな楕円に近い屋根の「マザールーフ」
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
福島県産業交流館(通称:ビックパレットふくしま)は、楕円に近い形状をもつ「マザールーフ」と呼ばれる大屋根に特徴があり、「ビックパレット」の由来となっている。
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
最初に書いていた「MICE施設」。
「マイス施設」と呼びます。
- M( Meeting )・・・会議
- I(Incentive travel)・・・報奨旅行(慰安旅行とは少し意味が違う、成績優秀な人へのご褒美旅行みたいな感じかな)
- C( Convention )・・・国際会議
- E( Event )・・・イベント
最初は、難しい言葉なのかなぁ~っと思った私なんですが、要はひとことで言うと、国内外問わずたくさんの人が集まり、会議だとしてもその目的だけではなく色々とレストランとかホテルとか、あと沖縄コンベンションセンターだったら「海ぃ~~♪」があったりする「複合コンベンション施設」のことなんですね。
2020年、ご時世だから現在はどの展示場のホームページを見ても、イベントが延期になったり、中止になったり・・・。
早く、終息して、普通の日常が戻り、こういう建物に国内外問わず、色々な人たちが集まってにぎわってほしいなっと願うばかりです。