建物概要
【建物名】パイミオのサナトリウム
【用 途】医療施設
【所在地】パイミオ(フィンランド)
【設計者】アルヴァ・アアルト
【竣工年】1933年
建物の特徴
建築家のアルヴァ・アアルトの出世作となる「パイミオのサナトリウム」。
一級建築士の試験って、結構アアルト推しだからなぁ~っと思っているのは私だけかなっ(笑)。
まっ、私も試験勉強をしていくうちにアアルトさんは好きになったんですけどね。
アアルトは、フィンランド語で「波」と言う意味通り、アアルトさんの建物はうねっています。
この建物は「サナトリウム」。
つまりは、結核患者さんの療養所となるのですが、とにかくこのアアルトさんの曲線が建物の廊下とか室内で多く見受けられます。
ん~っ、優しさを感じますっ。
細かいところの扉の形状、洗面所の音の工夫、冷たい風に患者さんが当たらないように、そして日光浴もできるように多くの気配りのデザインがたくさんあります。
当時は、鉄パイプの椅子だったものを、「そんな冷たい椅子に座らせるのは良くない」っということで、誕生したのが「パイミオチェアー」。
《100%MADE IN ITALY》アルヴァ・アアルト パイミオ スティールライン社DESIGN900ん~っ、いいお値段しています・・・。
そんな、当時はどちらかと言うと「医者」を主体にしていた建物が多かったらしんですが、こうやって「患者さんファースト」で考えたことは画期的だったそうなんです。
優しさの半分は・・・いやっ、ほとんどの優しさで出来上がっているこのデザインのことを「ヒューマン・デザイン」と呼びます。
また全体計画においても、Googleマップを見てもわかるように森林の中にある建物。
食堂や娯楽室棟・病棟・バルコニー棟などの合理的なゾーニングとなっています。
試験対策におけるキーワード
- ヒューマン・デザイン
- 合理的なゾーニング
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
パイミオのサナトリウムは、アルヴァ・アアルトによって設計された結核患者が療養するための病院で、合理的で明快なゾーニングと風土に根ざしたヒューマン・デザインが特徴である。
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
フィンランドの家具でアアルトも有名なので、建築業界の人でなくてもファンはたくさんいてるんですねっ。
ヘルシンキには、「カフェアアルト」があるんですが、なんと2号店が京都に出来たんですっ!。
これは、行くしかないっ!。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26033595/
とは言え、少し入りにくい入口になっているので「空いているだろう~!」っと、勝手に判断したのが・・・甘かった。
人がたくさん待ってたので・・・時間の都合上・・・今回は行くのをあきらめたんです。
仕方なく、写真だけ撮って名残惜しく帰っていきました・・・。
あぁ~あ、ミートボール食べたかったなぁ~。
・・・んっ?・・・フィンランドと言えばミートボールのイメージなんですが・・・違うんかなぁ~?。
イケアに行った時に食べているからそんなイメージなんかなぁ~(笑)。
5の倍数日は楽天カードエントリーで5倍★即納★【IKEA】イケア通販【KOTTBULLAR】ミートボール 500g(冷凍食品)(どうもサイトをチェックしたらカフェアアルトにはミートボールはなさそうでした・・・残念っ。)