建物概要
【建物名】イームズ自邸
【用 途】住宅
【所在地】シカゴ(アメリカ)
【設計者】ミース・ファン・デル・ローエ
【竣工年】1950年
建物の特徴
まずは、建築士試験的な内容を。
ファンズワース邸は、二級建築士試験に最近は出題されています。
・・・がっ!。
建物の設計者の組み合わせの問題が出題されていますので、まずは覚え方としては・・・。
「ファン・ファン」・・・これだけ(笑)。
何かパンダに付けそうな言葉なんですが、もう一度書きますね。
「ファンズワース邸」は「ミース・ファン・デル・ローエ」です。
ねっ、「ファンファン」でしょ♪。
・・・とまぁ~、前置きが長かったのですが、ファンズワース邸は、女医のファンズワースさんが週末に別荘っとして利用するためにミースが建てたもの。
Googleマップで見てもわかるように、テレビ番組の「ポツンと一軒家」に出てきても(たぶん)不思議ではない感じがしませんか?。
とは言え・・・とは言えですよぉ~・・・。
「シンプルはイイ!」っとミースは言っているんですが、シンプルを通り越したようなデザインに感じます。
8本のH型鋼で、ヒョイと持ち上げたようなデザイン。
そして、水回りなどのコア部分を中央に集めて間仕切りのないデザイン・・・あっ、これをユニバーサル空間と言うんですね・・・勉強になりますっ♪。
おしゃれだなぁ~、自由っていいなぁ~。
そんな建築物ですが・・・あっ、最後にこの内容の語呂合わせ(一級建築士ver.)を。
「ミーーース・ファン・デル・ローエ」の「ファンズワーーース邸」は、「ユニバーーーサルスペース」で「コンクリーーート」ではなく・・・「鉄骨っ」。
どうどうっ?、こんな感じでっ(笑)?。
よく出題されていることだし、巨匠の作品なのでぜひ覚えておきましょうね♪。
試験対策におけるキーワード
- 8本のH形鋼にスラブを取り付けている
- ユニバーサル空間
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)は、コンクリートによる構造の特徴を生かした、ユニバーサル空間を持つ。
ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)は、広大な敷地に建つ週末住宅であり、H形鋼の柱に溶接された梁を介して屋根スラブ及び床スラブを取り付けた構造に特徴がある。
二級建築士試験における出題
ファンズワース邸(アメリカ)・・・ミース・ファン・デル・ローエ
※こちらの同類の問題は、一級建築士の平成元年にも出題されました。
雑記
ミースの言葉で有名なのが「Less is more」。
日本語に訳すと「少ないことは豊かなこと」。
物なのが少ない方が心が豊かになるよっと、ミニマリストの方が言いそうな言葉ですねぇ~。
その言葉通り、ファンズワース邸はシンプルにはなってるけど・・・シンプル過ぎやしませんかっ(笑)。
ユニバーサル空間はあっても、プライバシー空間がないなぁ~。
でもでも・・・かっこいい建物ですっ♪。
そうそうっ、余談なんですが「ファンファン」と書いたのですが、本当は「ファンファン大佐」とも言っています(笑)。
知らない人も多いかもですが、昔、テレビ番組で「とんねるずのみなさんのおかげです」の中で「仮面ノリダー」っと言うコーナーがあって木梨憲武さんが扮しているんですが、そこの敵役で岡田真澄さんと言う方が演じたのが「ファンファン大佐」なんです。
あぁ~!、知っている!、懐かしい!っと思い出した方っ、どうぞ、その語呂合わせも採用してやってくださいっ(笑)。