建物概要
【建物名】三井本館
【用 途】事務所
【所在地】東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号
【設計者】トローブリッジ & リヴィングストン事務所
【竣工年】1929年
建物の特徴
ちょうど、半年前この辺りを歩いたのですが、街並みがキレイっ!。
市街地開発事業が行われているので、新しいスポットが増えて行っている感じっ。
そんな街並みの中、日本橋三井タワーと地上39階の超高層ビルと一体に再生をとげたSRC造の「三井本館」が、街並みを歩いていても引けを取らないほどの重厚感で圧倒されました。
(ゆっくり見たかったんだけど時間がなくて見れなくて・・・泣)。
日本橋三井タワーのキャッチコピーは「「残しながら 蘇らせながら 創っていく」」。
1999年に創設された東京都の「重要文化財特別型特定街区制度」を初めて適用され、三井本館の7階建ての建物の上空にある余っている容積率の分と、特定街区の容積割増を適用し、三井本館の「保存・再生」と日本橋三井タワーが建設されました。
この街並みを歩いていると、目線の先には活気あるショップがたくさんあり、そして目線を上げると高い建物が多く、「THE・TOKYO」って感じでしたっ(笑)。
試験対策におけるキーワード
- 重要文化財特別型特定街区制度
- 超高層ビルと一体
- 保存・再生
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
(一級建築士の平成23年度の問題より)
三井本館(東京都中央区)は、国の重要文化財に指定された建築物であり、重要文化財特別型特定街区制度を適用して超高層ビルと一体的に再生され、現在でも銀行やオフィスビルとして利用されている。
正しい枝です。
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
市街地開発事業でどんどんと街並みがキレイになって、高層ビルも建っている東京駅周辺。
2019年9月下旬にオープンした「COREDO室町」あたりを歩いた時は、大阪にはないスケールの複合施設で、あまり時間のないなかで見に行ったもんだから、もっとゆっくり今度はブラブラしてみたいと思います。
何もかも新しい建物に見えてたのですが、その中でこの「三井本館」はどっしりと堂々と構えていましたし、その近くには日本銀行本店もありますので、時代の移り変わりがすごく感じられる街並みですね。
スケール感の大きさで言うと、「COREDO室町テラス」の南側に「大屋根広場」っと言う、ガラスの大きな庇がかかっているところがあって圧巻でした。
すごいなぁ~っと思っていたら・・・。
・・・。
はっ!!。
せやっ、今は日本で一番高いビルは「あべのハルカス」だけど、ここに2027年に「あべのハルカス」の高さを超える高層ビルがここに建つんでしたっ!。
ちょうど三菱地所さんの動画があったので載せておきますねっ♪。