建物概要
【建物名】茅野市民館
【用 途】公共施設
【所在地】長野県茅野市塚原1-1-1
【設計者】 古谷誠章
【竣工年】2005年
建物の特徴
上から見ると、旗竿のように細長い形状をした建物。
この建築物は、一級建築士試験では違う建物での説明で出題されたことが一度あるだけなので、試験対策用のキーワードはないのですが、特徴として上げるなら2つ。
まずは、市民主導の計画だったということ。
市民の市民による市民のための・・・。
・・・あっ、これはリンカーンの人民の人民による・・・のパクリみたいになってもうた(笑)。
本当の茅野市民館の理念は・・・。
市民一人ひとりが主人公になれる場
The Place where every community member takes a leading role
この建物は、プロポーザルコンペにて選ばれた設計者と市民との議論を重ねて、思いのいっぱい詰まって出来上がったものなんですね。
すごくいいなぁ~っと思ったところが、茅野駅から改札を出て、すぐに細い通路のような形状のところが「図書室」になっていること。
電車がなかなかこない時とかに、ここで本を読んで時間を過ごしたりできるから、ここの駅を利用する人たちって絶対に本好きになるやん~♪。
試験対策におけるキーワード
- プロポーザルコンペ
- 駅直結で図書室
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
茅野市民館(長野県茅野市)各階の大空間を構成するプレートを13本のチューブが貫き、市民ギャラリー、図書館、映像センター等が複合した施設
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
正しい枝で出題されたことがないけど、今後は正しい枝での出題も考えられるので、キチンと覚えておくのがいいですねぇ~。
もし、正しい枝で出るとしたら、理念の「市民一人ひとりが主人公になれる場」がキーワードになってくると考えられます。
最初の方にも書いたプロポーザルコンペ・・・一般的にコンペ(設計競技)との違いを簡単に書くなら、提案書で決めるのが「コンペ」で、プロポーザルコンペは提案者を決めるもの。
「アナタにお願いするわっ♪」と決められた今回の設計者の古谷誠章氏。
この方にとっても主役になれる場となれたことは羨ましい限りです。