建物概要
【建物名】聖路加国際病院
【用 途】病院
【所在地】東京都中央区明石町9番1号
【設計者】
【竣工年】1992年
建物の特徴
「聖路加国際病院」・・・読み方はあとで雑記で書くとして、東京駅からも近い築地の広い敷地に建っています。
それぞれ雰囲気の違う3つの街区に分かれているので、まずはどんな特徴のある街区かを書いていくと・・・。
- 第1街区 1933年に建てられたネオゴシック調の礼拝堂もある旧聖路加病棟
- 第2街区 旧病院を建て替えてこの街区に聖路加国際病院
- 第3街区 超高層のオフィスタワーとレジデンスタワー
こんな感じで雰囲気が全然違いますっ。
この3つの街区を「特定街区制度」を取り入れて、一体としているんです。
そして、新しく第2街区に建てれらた「聖路加国際病院」の平面は、三角形が2つ並んだような形で、三角形のコーナーにはナースコーナーを構えた、全て個室の病室。
トイレもシャワーもある個室だから、快適だなぁ~♪。(シングルケアユニットと呼ばれてます)
試験対策におけるキーワード
- 特定街区制度
- 個室
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
聖路加国際病院(東京都)は、特定街区制度を採用し、老朽化した病院を建て替えて、新たな都市環境の形成を図ったもので、病院はすべて個室とした。
聖路加国際病院(東京都中央区)は、520床のほぼ全室が、シングルケアユニットと呼ばれるトイレ、シャワー付きの個室で構成されている。
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
さっ、では最後に「聖路加国際病院」の「聖路加」の読み方なんですが・・・。
そもそもの由来は、新訳聖書に出てくる聖ルカさんの漢字表記だそうですが、「せいるか」をなかなか「路」を「る」とは呼べず、「せいろか」と呼ばれるのが一般的になったんかなぁ~。
テレビを見ていたりしても、「せいろか」っと言っているテレビ局もあるんですが、「せいるか」っとテロップを振って表現していたりもしているんで、やっぱり「せいるか」なんだろうなぁ~。
英語表記も「St. Luke’s International Hospita」だから・・・うんっ、やっぱりこれからも私は「せいるか」と読むようにしようっと。
第3街区のツインタワーは、高低差のある2棟なのが印象的です。
片方がオフィスタワーで、レストランフロアーもあって・・・あっ、レストラン「LUKA」もあるから、やっぱり「せいるか」でええんやぁ~(まだ、しつこく言ってる)。
https://www.sl-garden.jp/floorguide/
もうひとつのタワーはレジデンスタワーで、医療介護付き居住施設の「聖路加レジデンス」があるんだけど、どんなんやろぉ~?、いくらかかるんやろぉ~っと興味本位で見てみたら・・・。
http://www.slresidence.jp/contract.html
目ぇ~!、飛び出るかと思ったくらい費用がかかることにびっくり。
15年入居して・・・ザクっと2億から6億近くって・・・む、無理やぁ~・・・。