建物概要
【建物名】サン・マルコ大聖堂
【用 途】大聖堂
【所在地】 ヴェネツィア(イタリア)
【設計者】
【竣工年】9世紀
建物の特徴
ビザンチン建築と言えばサン・マルコ大聖堂、サンマルコ大聖堂と言えばビザンチン建築というくらい、イコールの関係で、当時を代表する建築物です。
聖マルコさんの亡骸を納めるために建てられたと言われているんだけど、なんだかんだと反乱とかで建て替えられていて、現在建っているのは3回目の建物。
カトリック教の建物って、「大聖堂」とか「カテドラル」って呼び名が付くんだけど、このサン・マルコ大聖堂は、大聖堂っぽくないので、「サン・マルコ寺院」とかって一般的に呼ばれているんだけど、建築士試験では「大聖堂」で出題されているので、それでよしとしましょ♪。
そして、この建物の特徴は、「ギリシア十字型」になっていて区切りのところにドームがあるのが何よりの特徴。
ギリシア十字型・・・???。
うんっ、十字架って色々な形があるんですが、ギリシア十字型って、クロスしている縦と横が同じ長さをしているんです。
つまりは、「+プラス」の記号のような平面形状をしているってこと。
上から見たらわからやすいかなっと思って、最初のイラストは上からを書いてみたんですが、丸っこいのがペンディンティブドームと言って、こんな昔によぉ~こんなドームを作って建物に載せるなぁ~っと感心してしまうドームが、十字型のキリのいいところに5か所ついています。
イラストがわかりにくかったらGoogleマップで上空からの確認が一番わかりやすいんですけどねっ。
上からのペンディンティブドームを書いたんだけど、オレンジの輪切りか、もしくは充血した目玉にしか見えない絵に自分で笑ってしまった(苦笑)。
書くのも大変やのに、考えたり建てたりする人っとすごいわぁ~。
よしっ、こんなもんで建築士試験での特徴はいいかぁ~。
試験対策におけるキーワード
- 十字型
- (ペンディンティブ)ドーム
建築士試験の問題
やってみよう!
(答えは問題をクリック♪)
一級建築士試験における出題
サン・マルコ大聖堂は、ギリシア十字形の集中式プランをもち、中央の交差部及び十字架の4枝の上にドームをもつイタリアのビザンチン建築である。
二級建築士試験における出題
出題なし
雑記
金箔とかも張られているから、きっと見に行ったらキラッキラッしているんだと思う・・・。
飛行機が超苦手な私は、Googleマップで散策するしかなく、サン・マルク広場にから眺めてみました。
正面に、馬4頭と翼の持ったライオンを見つけることができたのですが、もし探そうっかなぁ~♪っと言う方は、どうぞ探してみてください。
その翼を持ったライオンの上には・・・マルコさんがいてます。
あと、4人の皇帝ががんばろうなぁ~ってしているかのような、4人がくっついた銅像も有名なんですが、こちらもGoogleマップで確認することができたので、ぜひこちらも探してみてはいかが?。
フフフ・・・見つかるかなぁ~(笑)。